気持ちを表現する

合唱団の練習は土曜日の朝10時から。(3年生以上10時、2年生以下10時半)
週末で、金曜日までの疲れが少々出てきていて、疲れ気味の子も。
スイッチが入るまではあくびを連発している子もちらほら。
疲れてんだなあ(笑)
ただ、あくびはいいんだけれど、私が話していても、がまんするふうでもなく、こちらをしっかり向いて(笑)
大口開けてあ~あ、という子も時々いるので、そんなときにはこう伝えています。(私のレッスンがアクビがでるようなレッスンなのでは?については別の機会にしっかり反省し改善するところは改善するとして^ ^)
あくびがでちゃうのはかまわない。
先生もすご~く出ちゃうほうだから。
でも、例えばさ、みんなが歌ってる時、一生懸命話してる時、目の前の人が堂々と大あくびしてたらどう?
こどもたち:「クスクス」「やだやだ~」「なんか腹立つかも・・・」
うん、だから私も同じ気持だよ。しょうがないなあと思うけどいい気持ちはしない。
だから誰かが何か話している前で堂々と大あくびはダメだよ。
それでも出ちゃうよね、それはしょうがない。
でも、せめて、「がまんしよう」としたあくび、にしなさい。それでいい。
がまんしようとしながらでちゃったあくび、として相手に見せなさい。それでオッケー。
そんなふうに伝えています。
「我慢しようとしてる」というふうに相手に見える、ということは、あなたが、あくびについて、「誰かが話している前でおおあくびをするのはその人に悪いなあ。」というふうに考えている人だ、ということを、相手に伝えるということになるんだよ。表現するってそういうことなんだよ。そんな話をします。
些細なことですが、行動は思想を表します。
表現活動は、そういった、「行動」もふくめてのものだと思っています。
どんなに小さなささいな行動でも、それは自分の思想や姿勢を表すものなのだ。
小さな行動ひとつに思想が現れるような繊細で豊かな表現力を持つ人は、
豊かな人間関係を作ることが出来ると思います。
そのことを頭で考えると窮屈になります。
それを「心地よいものとして心で捉える」と表現力が磨かれます。
「心地よいものとして心で捉える」それは言葉で教えられるものではありません。
歌や芸術に真剣に触れることで、じわじわと浸透していく。
だから私は芸術は「必須科目」だと思うのです。

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