好き、というのは、運命で、才能、と思います。
「好き」というのはどうがんばっても、教えられない。
その子自身に、生まれながらにインプットされた、運命。
私はそこに、とても大きな、神聖な力を感じるのです。
なんで好きなのか。
気持ちいいから。楽しいから。
いろいろあると思いますが、そのどれも、「好き」ということの根本を説明しては
いません。
だからこそ、好きという気持ち、特に子供の持つ、「好き」の気持ちは大切
にしたい、と思います。
好きなものがいっぱいあるのは、素敵なことです。
そのどれかと、一生付き合う。
それを決めるのはあせる必要はないと思います。
同じ合唱をしていても、音楽が好きでも、
細かく見ると、それぞれに、他の「好き」も、見えて来ます。
体を動かすこと、声を出すこと、おしゃべりをすること、ほかの子の世話をやくこと、
みんなを笑わせること、。。。
この「好き」のミックスが、かけがえのない、その子自身の
個性や、才能を生み出していくのです。ちょっとややこしいでしょうか・・・
あげればきりがありませんが、みんなの「好き」を、
たくさん、見つけたい、と思います。
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