復興支援イベント出演
去る3月19日(土)、横浜市歴史博物館にて行われた、東日本大地震復興支援イベントに、かなりあ少年少女合唱団も出演させていただきました。
震災直後、多くの方々が支援に立ち上がり、その中には音楽家の方も多くいらっしゃいました。
戦争・災害等々、尊い犠牲を悼み、心にしっかりと留めておきたいものです。
しかし、年月が経てば、その記憶は色褪せていく部分もあるでしょう。
だからこそその時々で刹那に立ち上がって、また次の災害まで静かになってしまうのではなく、365日、毎日あらゆる過去・現在の困難や、弱者と呼ばれる人たちに目を向けつづけることも大切かと思います。
東日本大震災の復興はまだまだです。
これからもじっくりと取り組んでいく必要があります。
それとともに、困っている人は常に私たちの目の前にもいます。
わかりやすいところだけでなく、災害以外の社会全体に目を向け、自己責任と突き放すのではなく、たとえそれが自己責任であったとしても、次の解決策を、共に考えられるような、そんな世の中であってほしいと思うのです。
メンバーともそんな話し合いもしていけたらと思います。
・・・毎日がだれかにとって悲しい日であり、その一方で誰かにとっての記念日であり、おめでたい日でもある。
祈りを捧げるとともに、喜び合ったり、笑いあったり、別のことで悲しむこともある・・・
ただ自粛したり、忘れてしまうのでもなく。
それを感じ続けるには、広い視野と、考え続ける力、なにより想像力が必要なのかもしれません。
この日のメンバーたち
初舞台のメンバー
初舞台のメンバーも頑張って歌いました。
この日デビューのメンバーはなんと5名。
ただ上手く歌うだけでなく、色々な場面で、色々な人に出会って、力を合わせて大きく伸びていってほしいです♪
最年長メンバー最後の出演
合唱団最年長の高校3年生のメンバーも出演。
彼女はこれが少年少女合唱団メンバーとしては最後の出演。
4月からは社会人です。
・・・ですが「これからも、来れる時は来たい」といってくれています。
合唱団は、メンバーの成長や環境に合わせて、その形を柔軟に変えてきました。
もちろん卒業した・・・はずの彼女も活躍できる場を考えてまいります。
かなりあ少年少女合唱団。
お互いが個性を発揮し、それを認め合い、吸収し合い、ともに成長する。
そして、いつでも帰って来れる「我が家」のような存在であり続けたいと思っております。
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